見積もり
見積もりは複数の業者からとるようにしましょう。複数の業者から見積もりを取る際には、『各業者に同じ条件を性格に伝える』、『複数の業者に見積もりを依頼していることを伝える』、『出してもらった見積もりを他の業者に見せない』、この3点に気をつけましょう。
見積もるには業者と家主とで現地調査をしなくてはいけません。このときに業者にできるだけ細かく要望を伝えましょう。
見積もりを取ったら内容を検討しましょう。見積書には『施工内容』『経費』『工期』『支払方法』などが記載されます。どのような工事内容か、どのくらい費用がかかるのかを確認することができ、数社の見積もりを比べることでどのくらいの金額が適正なのかを見ることもできます。
金額は工事の精度や材料の質などで変わってきます。必ず業者に詳しい説明をしてもらいましょう。あまりに大きい値引きは品質の低下を招く場合があります。自分では判断がつかないと思ったときは、自治会のリフォーム相談窓口などに相談するのもよいでしょう。
リフォーム工事についての契約
業者を決めたら次はリフォーム工事についての契約です。契約は必ず書面を作成しましょう。口答での契約、口約束だけではのちのトラブルの原因になります。たとえ小額の工事の場合もきちんと契約書を作成してもらい、契約の内容をきちんと書面に残すようにしましょう。契約書には工事内容、金額、工期、引渡し期日などが記載されます。
契約書のほかに仕様書、契約約款、見積書などの書類があります。これらの内容をきちんと確認してから署名捺印をしましょう。
リフォームをする際、自治体によってはリフォームの内容によって助成金などが出る場合があります。これらは工事に着手した後の申請は認められないので、事前にどこに申請する課などを確認し、工事着工前に申請しておくようにしましょう。
リフォームについて
リフォームに関して、自分でやるか業者に任せるかの見極めは、簡単なようで意外と難しいポイントです。時間さえかければ様々なリフォームを自分ひとりでおこなうことが可能です。
しかし専門知識が必要なものや、大掛かりな工事が必要なものはやはりプロに任せた方が良いでしょう。プロに任せれば最短期間でほぼ完璧なリフォームがおこなえますし、自分の想像以上に良い結果になったということも良くあることです。
雨漏りの修繕などはプロに任せたいリフォームのひとつです。見た目から原因が特定しづらく、天井などの場合は工事するにしても危険が伴うからです。
自分でやってみよう、というチャレンジ精神も大事ですが、直し方の見当がつかない場合や危険が伴う場合には、無理をせずプロに頼むのが無難です。