耐震リフォーム②

耐震リフォーム(補強/改修)の主な工事方法・費用相場

耐震リフォームをするにあたり実際どれくらいの費用がかかるのかあなたは想像できますでしょうか。リビングや水回り、外壁や屋根などのリフォームだとなんとなく想像出来るかもしれませんが、正直いって耐震リフォームについては全く想像できないという人も多いのではないでしょうか。
勿論業者としても実際に物件を見てみない事には一概にいくらかかりますといえないので、工事費用についてはかなり金額に差があります。

勿論あくまで平均的に言われている金額としては100~150万前後と言われておりますが、工事内容によってはもっと割高になることも多々あります。
耐震リフォームの工事内容としては主に下記のような内容がありますので、金額と合わせて参考にしてみてください。

1:筋交い(ブレース)や接続用金具を壁に取り付けるような工事
費用は20~30万が相場と言われています。柱と柱の間に筋交いをとりつける事で床面の補強が出来ます。

2:耐震金具を土台や柱、筋交いなどに補強する工事
費用は30~40万が相場と言われています。つまり設置する場所や目的・役割によって大きく値段が変動するため、複数の業者に見積を取る事をおすすめします。
あくまで目安ですが1回のリフォームで10個の金具を使用する場合は1個当たり3~4万くらいなので、30~40万程度と考えてみてください。

3:外壁に補強材をかけて壁の耐震力を高める工事
費用は50万が相場と言われています。外壁に設置する補強材とは鉄筋の筋交いやフレームの事で、築年数が経った木造住宅で工事されるケースが多いリフォームです。
あくまで外壁を工事するので、日常生活に大きな影響はありませんが、家の内部の補強ではない事は理解しておきましょう

4:耐震パネル設置工事
費用は60~80万が相場と言われています。家の外壁材をはがして、柱や土台に耐震パネルを設置し、新しい外壁材を被せる工事です。

5:屋根材の軽量化工事
費用は80~120万が相場と言われています。屋根の瓦を金属ルーフなどに葺き替えて軽量化する工事で、住宅にかかる屋根の重みを軽減し、地震の揺れを小さくします。
金額に大きな差があるのは施工の際に足場を組む手間があるため、施工範囲が広い場合はコスト負担が増えることが考えられます。

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